あらすじ
カリフオルニア州の火事が深刻になってきた。テレビ局の重役フレッドは、「ザ・モーニングショー」のアレックスとブラッドリーを、火事の取材に向かわせることを決断する。その頃、アレックスは別居中の夫から離婚を切り出され、動揺する。しかし、それでもアレックスはカリフォルニアに取材に向かうことにした。ブラッドリーもコリーに介抱されながら、カリフォルニアに向かうことになった。火災の現場で取材をしていて、ブラッドリーは裕福層が消防士を雇って消化している事実を報道しようとして、アレックスの怒りを買う。結局チップはブラッドリーの案も採用しつつ、飼い主不明の犬を救った男の話も使うことにした。本放送が始まり、犬を救った男の話を始めた途端、アレックスが取り乱し、現場は混乱する。ブラッドリーのリードで何とかその場は収まるが、スタッフに困惑が広がる。そして、ブラッドリーの提案した消防士の話もフレッドに潰されそうになる。しかし、チップはそれを取り上げようと考えていた。
感想
「ザ・モーニングショー」初の取材現場での話ではあるが、キャスター二人の確執と、スタッフの混乱、重役の思惑と、様々な要素が錯綜していて、なかなか面白い展開である。強気の姿勢でいたアレックスが別居中の夫に離婚を切出され、娘に愛されなくなるという不安から、精神状態が安定しなくなるという展開は、興味深い。それを救ったのはブラッドリーというのも皮肉である。一方でスタッフ同士の恋愛が発覚し、それが今後どう影響するのかが気になるところである。また、プロデューサーのチップが重役のフレッドの指示を無視しようと考える様も、今後の展開として要注意である。
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