今年、2019年は「機動戦士ガンダム」放送開始40周年であり、また、福岡市美術館開館40周年だということである。それを記念して、2019年6月22日から9月1日まで、福岡市美術館にて、「機動戦士ガンダム」、「伝説巨神イデオン」などの監督で知られる富野由悠季の全ワークスを総括する展示会が開催されている。今日、この展示会「富野由悠季の世界」を見に行ってきた。子供の頃から富野由悠季監督の作品に触れることの多かった僕的には、結構面白い展示会だった。富野由悠季監督の制作する作品の台本、セル画、絵コンテ、ポスター、企画書など、ありとあらゆる制作物が一堂に展示されているのは圧巻である。軽く流して見てみようと考えていたが、あまりに膨大な資料の前に、軽く見るつもりで2時間を越す滞在時間になってしまうほどである。それは、富野由悠季の子供の頃の絵から始まり、「機動戦士ガンダム」、「伝説巨神イデオン」を目玉に「Gのレコンギスタ」まで踏み込むという力の入った展示会であった。ここ福岡市美術館を皮切りに全国6カ所で開催されるというこの展示会だが、首都圏では開催されないので、気になる人は福岡遠征するのもいいかもしれない。福岡は食べ物も美味しいし、何かの楽しみになると思う。
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