スマートスピーカーに話しかけるのは恥ずかしい

2017年も終わりになって各社からスマートスピーカーが発売されてきた。LINE、Google、Amazonである。それら各社のスマートスピーカーには、共通点がある。コマンドを話し込むのに、Wakeup Wordという言葉をつけなければならない点である。これが日本人には恥ずかしいらしい。LINEならClova、Google HomeならOK、Google、Amazon EchoだとAlexaほかいくつかのWakeup Wordがある。これらをつけてスマートスピーカーに話しかけるのが、比較的日本人には不都合だというのである。日本人へのアンケートだと、人前でiPhone等のSiriに話しかけるのが恥ずかしい、と思っている人が多く、それは室内でも同じようである。とはいうものの、世代別ではその恥ずかしさに差があり、10代の若者では比較的恥ずかしさを感じないようである。また、高齢者も意外と慣れてしまうと恥ずかしさを感じないとか。僕も会社でiPhoneのSiriを使う時にはちょっと恥ずかしいので、事務所の席から離れ、休憩室でコマンドを送っている。しかし、自宅に帰ると、Google Homeに「OK、Google」と使っていたりする。日本人の意識が変われば、音声入力への抵抗はもっと少なくなり、これまで以上に便利になるのは確かだと思うが、それがいつになることやら。興味深く見ていきたいと思う。

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