先週あたりからネット上で見え隠れしていて、今日、マスメディアが報じた衝撃のニュースが、2019年までにAppleはiTunes Storeでの音楽ダウンロード販売を終了する、というものである。これは海外のDIGITAL MUSIC NEWSというところが報じているもので、関係者からの話として伝えているということらしい。では、ダウンロード販売を終了させて、どうするのかというと、Apple Musicに1本化するということらしい。既に購入した曲はそのまま聴取できるように移行プログラムを用意しているという話になっている。ただし、Apple自身はこの話を否定していて、DIGITAL MUSIC NEWSに直接否定の話をしているということだそうである。個人的にはストリーミングの配信のみになるのは、ちょっと嫌だなと思っている。アナログレコードからCD、デジタルダウンロード、ストリーミングとだんだん音楽が所有する楽しみを失っていっている中、ダウンロード配信もなくなると、所有する楽しみはほぼなくなるといってもいい。多分今のApple Musicみたいにローカルにデータを残せるようにはすると思うが、好きなアーティストの曲を買うという行為がなくなることは、パラダイムの変化を感じてしまう。本当に2019年にダウンロード販売がなくなるのかは別にして、次第にそういう方向に世界が動いているのであろうなとは思う。
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