藤井誠二、仲村清司、普久原朝充著「肉の王国 沖縄で愉しむ肉グルメ」双葉社

藤井誠二、仲村清司、普久原朝充の共著による本は、「沖縄 オトナの社会科見学 R18」に続いて第二弾になる。前作では、あまりにディープな沖縄見学をテーマにして書いていたのであるが、今作「肉の王国 沖縄で愉しむ肉グルメ」もかなりディープである。肉は肉でも、普段あまり食べる機会のない豚肉のホルモン、要は豚の内臓をメインに、いくつかの店を紹介し、3人が対談するという仕掛けになっているからである。もちろん、ステーキも取り扱ってはいるが、それも牛肉のはらみというまた、珍しい部位を取り上げたり、豚の血を痛めたチーイリチャーの特集を組んだり、と、沖縄料理を楽しみにしているものからすると、あまりにディープかな、と思わざるを得ない。これは、沖縄に何度も訪れ、あらかた沖縄の名所や名物を楽しんだ者に対してのみ、楽しめる内容ではないかと思われる。ただ、沖縄でよく言われる「豚は鳴き声以外すべて食べ尽くす」という格言は、どうもこの本の中では、実態とはそぐわなかったらしい。最近になって、ホルモン焼きの店が出てきて、そういう状態になったとか。沖縄フリークには、それなりに楽しめるが、初心者にはどうかな、と思う内容だと思う。

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