映画「最後のブルース・リー/ドラゴンへの道」(輸入盤Blu-ray)

レビューの詳細は、THE WAY OF THE DRAGON(Blu-ray)/最後のブルース・リー/ドラゴンへの道/輸入盤DVDで観た映画のレビューを参照のこと。ブルース・リーが自ら監督と脚本も兼任した意欲作ではあるが、コミカルなシーンも多く、明るい映画に仕上がっている。物語は香港の田舎から出てきたタン・ロンという男がローマで、ノラ・ミャオ扮するチェンという女性の経営する中華料理屋で、彼女の店と土地を狙うシンジゲートを退治するために奮闘する、という内容だが、シンジゲートが次第に悪事をエスカレートさせていって、タン・ロン抹殺のために強力な助っ人まで呼び寄せる、という展開になっている。とにかくブルース・リーの魅力が全開な内容の話ではあるが、彼のコミカルな面も表現され、ブルース・リーの映画の中では一番明るい内容になっている。ただ、最後は結構重めの展開で、タン・ロンの戦いに関わらず、中華料理屋の従業員たちが大半死亡してしまうという救われない内容で、印象に残る。クライマックスのチャック・ノリスとの戦いは、カンフー映画史上最高峰のシーンではないかと思う。そのほかにも、ブルース・リーのカンフーを堪能できるシーンが多く、見ていて爽快感は残る。

コメント

タイトルとURLをコピーしました