macOS SierraからiTunesをアンインストールする

実は、macOS Sierra(その前のバージョンのEl Capitanでもいいが)から基本的にはiTunesはアンインストールができないことになっている。macOSと密接に関係あるソフトだからである。しかし、ソフトのバージョンアップなどで不具合が起こり、一旦削除して再インストールをしたいという場合もある。今回、他のサイトからiTunesをmacOSから完全にアンインストール方法を知ったので、忘備録として、まとめておく。

1. まず、AppCleanerというソフトをMacにインストールする。警告が出るかもしれないが、使用していて、問題は少ないソフトだと思うので、とりあえず入れる。
2. AppCleanerを起動し、メニューバーの「AppCleaner」から「Preferences」を選択、項目の中央にある「Protect default OS X apps」のチェックを消す。(これでmacOSの消せないアプリが消せるようになる。使用後は元に戻すように)
3. 「アプリケーョン」フォルダにあるiTunesをAppCleanerにドラッグ&ドロップし、関連ファイルを表示させる。
4. 表示されたファイル全てにチェックを入れる。初期状態ではいくつかのファィルがチェックが入っていないはずである。
5. 全部のファイルにチェックを入れたら、「Remove」ボタンを押す。これで、iTunesは完全削除される。ただし、音楽ファイルやiPhoneなどのバックアップデータなどは残るので、安心してほしい。
6. あとは、Appleのサイトから、最新版のiTunesをダウンロードして、インストールし直すだけで、クリーンなiTunesが出来上がる。これでも不具合があれば、それはiTunesの問題ではなく、他のアプリとの競合によるものだと思われる。