機動戦士Zガンダム 第35話「キリマンジャロの嵐」

あらすじ

破損していたアーガマは、ドック艦、ラビアン・ローズで修理をし、新たな戦場に向かった。地球上では、カラバがティターンズの拠点、キリマンジャロを攻略する作戦を行うため、アーガマはその援護に出たのである。しかし、そのアーガマにヤザン隊が攻撃を仕掛けてくる。カミーユの危機を救ったクワトロだったが、ヤザンのハンブラビの海蛇攻撃をくらい、制御不能になって地球に落ちていく。それを救うためにカミーユも地球に降りていく。キリマンジャロでティターンズの拠点に潜入したクワトロとカミーユは、ティターンズのボス、ジャミトフと出会うが、殺害できず、代わりに精神を失っているフォウと再会する。アムロもフォウの動きを察知し、危機感を感じる。

感想

前回のレコアが撃墜されることから、カミーユが冷静さを失っていて、シャアやファにイラついているところが印象に残る回である。過去に見た時にはシャアのパイロットとしての弱さを感じたものだが、今回鑑賞して、シャアが弱いというより、ヤザンがオールドタイプにしては強すぎ、という感じを受けた。そのシャアに対してカミーユが都度怒りをぶつけるのが、カミーユの弱さを見せつけているような気がする。既に死んだと思われていた強化人間のフォウが再登場するのは驚きだが、アムロも再登場するので、その辺は面白い。アムロはカミーユとフォウの関係を自分とララァの関係になぞらえているところが、次の展開を予期していると思う。

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