あらすじ
アーチャーたちは、暗黒物質でできた星雲を発見する。その調査準備に追われている中、アーチャーはフォレスト提督から訃報の連絡を受ける。ライバルであり、友人でもあったAG・ロビンソンが亡くなったというのである。かなり気落ちするアーチャーは、単独で星雲の観察に出かけようとするが、トゥポルが「船長の単独行動は禁止されている」という理由で同行する。そして星雲の観察の間、アーチャーはAGとの思い出を話し始める。AGは人類初のワープ2を突破した男だった。
感想
アーチャーの過去がまた一つ明かされる話。アーチャーの友でもあり、ライバルでもあったAGという男がワープ2を突破したものの、船を壊してしまい、二人の間がぎくしゃくするものの、タッカーの登場により、安定したワープ2を出せるようにするという話である。話自体は結構地味で、淡々としているような気がする。アーチャーとタッカーの友情関係も今回のエピソードで明らかにされる。タッカーの愛称である「トリップ」が、三代続いたタッカー家の3世だからトリプルで「トリップ」というのは初めて明かされた話である。エピソード自体は、人類初のワープ2突破に命をかける男たちの話でもあり、亡くなったAGの存在もインパクトがある。
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