あらすじ
アーチャーとメイウェザーは気がつくと収容所の中にいた。そこにはスリバン人が大勢収容されていた。アーチャーは収容所の所長に呼ばれる。テンダー星の所長は、アーチャーらが襲われた遺伝子強化されているスリバンによってテンダー星の住民が殺され、そのために無関係のスリバン人も収容しているのだと語った。その処遇に納得いかないアーチャーらは、スリバン人を説得し、全員の収容所からの脱出を企てる。
感想
この話って、物語のセリフでも出てきたが、第二次世界大戦でのアメリカにおける日系人収容の話を、スター・トレック風にアレンジしたエピソードなのだと思う。そういう意味では、スリバン人は被害者であり、気の毒だと思わせる演出がされている。しかし、テンダー人からすれば、危険な種族だという認識であり、どちらとも言い分はあるように思える。アーチャーが内政干渉してまで、スリバン解放を図ったのは物語的には面白いが、スター・トレックの話としていいのかどうかは少々疑問が残る。
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