株主総会のシーズンが到来

6月も中旬を過ぎて、株主総会のシーズンがやってきた。大体の企業は同じ日に株主総会を開催する。それは総会屋の攻撃を防御するために、同日開催して、力を分散させるのだという。さて、僕は3企業の株主である訳だが、これまで、株主総会の決議権を放棄していた。というのもはっきり言って内容を読むのが面倒だったからである。ただ、今年ある筋から、決議権を行使してほしい、という依頼を受けたので、先週末に資料をざっと目を通してみた。基本的には決議は、会社の運営をする役員の選定がいいか悪いかの賛否を取るものと、その役員の役員報酬をどうするか、という2つに分かれている。3企業のうち、1企業は業績好調、1企業はリストラ効果で回復途中、1企業は低迷という状態だったが、まあ役員の選定については、「頑張ってくれよ」という気持ちで基本賛成をしていた。ただ、役員報酬については、ちょっと高いと感じていたので、否認の回答をした。それで決議権を行使して、今回の株主総会への参画を果たしたという訳。日本の株主はあまり物を言わない株主ばかりだと思うので、僕としては今回は一応自分の見解を出したかなと思う。来年はどうするか、その時になって考える。

コメント

タイトルとURLをコピーしました