若者は音楽をCDではなく、ライブで聴く

今日の日経の電子版で伝えたところによると、若者のCD離れが始まって久しいが、逆にライブ・コンサートの売り上げは10年前と比較して倍増しているという。特に著しいのが夏や冬に行うロック・フェスだそうで、1万円以上するチケット代も飛ぶように売れているという。でも、これは何か不思議な気がする。ライブに行く人って、大体はそのアーティストが好きな人だから、当然CDも買うだろうと思う。僕の好きな佐野元春なんかは、CDが売れなくなって、「これからは一夜限りの生のライブがもてはやされる」という趣旨の発言をしていたが、基本アーティストが好きでないと、ライブを見に行かないと思ったりする。2ちゃんねるでは、「こういうフェスに行くのは、一種お祭り騒ぎを楽しみたいだけで、音楽好きではない」という趣旨の発言が目立っていたが、それはあり得るかもなと思う。確かにフェスは独特の雰囲気はあると思う。僕も1回しかフェスには行ったことはないけれど。でも、CDにしろ、ダウンロード配信にしろ、ライブにしろ、音楽があることで、豊かな人生が歩めることは失いたくないなと思う。

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