デルタフライヤーで彗星を調査中のキムとセブン、ドクターは異星人に捕虜にされる。容疑はホログラムのドクターが敵と誤認されたためである。危機を脱するためにドクターはセブンの意識下に入り込んで、セブンの体を借りて難を逃れる。そして捕虜の扱いとしては破格の待遇を受けることになるが、船長に求愛されたり、医師に共感したりと様々な体験をする。その中でもドクターとセブンは脱出の策を練る。
セブンとドクターが主役を張ると、なんか笑える話が多いような気がするが、今エピソードもその一つ。なんとセブンの体を借りてドクターが意識をコントロールするというハチャメチャな設定が笑いを呼ぶ一篇。セブンにとってみればいい迷惑だろうが、実際はまた少し人間というものを学んでいるので、セブンとドクターの成長話とも言える。しかし、異星人の光子体に対する敵意と、その見直しはちょっと不思議な感じがする。バックグラウンドがあまり説明ないので、唐突感がある。
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