今日の産経.Bizの記事によると、米国での3D映画離れが始まっているという話である。根拠は2つあって、一つ目は昨年度の映画全体の興行収入と3D映画の興行収入を比較した際に、映画全体の興行収入は伸びているのに、3D映画の興行収入は横ばいだったということ、もう一つは過去のヒット作の3D化リバイバル上映が予想を下回って、興行収入5千万ドルを下回る作品が続出してしまったということである。この二つが観客の3D離れが始まっていると考えられる根拠らしい。個人的には3Dの映画は3Dで見られるようにテレビまで買い替えて対応しているので、このまま3Dが沈むのは残念であるが、2-3の映画を観た際に3Dでの効果が最大に発揮されない作品も結構あるように思えるので、そのためにいくらかの上乗せ金額を払うのはちょっとという気もする。やっぱり作品が第一なので、安易な3D化ではなく、ストーリーを最大限補完する映像であってほしいと思う。
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