∀ガンダム 第28話「託されたもの」

核ミサイルの爆発から一夜明けた後、ミリシャ、ディアナ・カウンターとも爆心地に近づき、状況の把握に務めた。ディアナ・カウンターのゼノア大尉は、ミサイルを見つけた一人だったが、格の威力におののき、たまたま出会ったロランたちにミサイルを託して、自身はディアナに直訴しに出かける。一方フィル少佐は核が戦局を変えると考え、ポウに核の入手と、自らディアナの地位を奪いに赴くことになる。

ガンダムの世界では、余り核の恐怖について描かれたことはないような気がするが、前話と今話で、そのへんの危険性をじっくり描いているように思う。ロランの知識でも黒歴史を創りだした恐怖の兵器として描かれている感覚はあるし、TVシリーズならではのじっくり描くテイストを持っていると思う。∀ガンダムは脇役キャラの描き方がうまいと思うのだが、今回登場のゼノア大尉も、そうした一人であると思う。そういうキャラは大抵何処かで戦死してしまうところもガンダムらしいけれど。

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