TOHOシネマズ入場料金を値下げへ

シネマコンプレックス(複合映画館)大手のTOHOシネマズ(本社・東京、中川敬社長)が入場料金を値下げすることを決めた。一般1800円、高校・大学生1500円、小・中学生1千円の現行料金を、18歳以上1500円、18歳未満1千円にする。全国の映画館で作る全国興行生活衛生同業組合連合会によると「値下げはこれまで聞いたことがない」という。

 同社は今春から試験的に宇都宮、広島、鹿児島、長崎、甲府、長野・上田の6施設で実施。来年には全国に広げる予定だ。現在の映画館はレディースデーなど年齢や性別による割引料金が複雑に入り組んでいる。同社は「シンプルな料金体系で観客の利便を図りたい」としており、現行の割引料金の一部見直しを進める。同社が値下げに踏み切ることで他の映画館にも影響を与えそうだ。

朝日新聞より

これってすごいことじゃないだろうか。IMAX DIGITAL登場以来、映画の入場料は3D上映時の特別興行という形式で実質値上げが続いていて、最近ではDVDやBlu-rayを買ったほうが安いという話まである中での値下げ対応。映画館に足を運ぶ機会が増えそうである。といっても春には引越ししてしまうから、引っ越し先には旧態依然とした映画館しかなくて、シネコンの清潔感あふれる施設に遭遇することはなさそうなのが残念だが。たぶんサラウンド感もないんじゃないかなと思ったりする。どちらにしても映画興行の中では最近のニュースとしては驚くべきニュースだと思う。

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