約半世紀の歴史がある川崎市川崎区の映画館「チネグランデ」が10日で閉館、最終回は記念特別上映会があった。
チネグランデは1962年に「川崎グランド劇場」としてJR川崎駅東口の「川崎映画街」(現チネチッタ通り)に開館した。シネコン「チネチッタ」誕生より25年前で平屋の映画館が立ち並んでいた時代。844席と県内最大規模で「タイタニック」など話題作を多く上映してきたが、老朽化で閉館が決まった。
朝日新聞より
川崎のチネグランデは、かつてはよく行った映画館である。確か「トータル・リコール」とかを見た記憶がある。記事にもあるように座席数は多かったが、自宅でサラウンドをやるようになってからは音響効果のまずさが気になっていた映画館でもある。記憶を呼び起こすと、重低音が鳴るときにどこかドアだかガラスだかがびりつくのを記憶している。そんなわけで、チネチッタが新しいシネコンとしてオープンしてからは行かなくなってしまった。行かなくなったというよりは観たい映画がこのチネグランデでは上映されなかったというほうが適切か。最近はチネチッタも109シネマズに客足を取られていると聞くが、できれば最新の技術を投入した新しい映画館の開館を望みたいなと思う。
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