スター・トレック ヴォイジャー 第126話「亜空間制圧戦争」

ワープ航行中のヴォイジャーは突然亜空間に迷い込んでしまった。トゥレイ人の協力により亜空間からは脱出できるが、トゥレイ人は亜空間の情報をすべて抹消すると言って、迫ってきた。それに応じないヴォイジャーは近くの放射能に覆われた惑星に着陸してトゥレイ人をやり過ごす。その惑星は900年前に異星人によって攻撃された跡があり、地下には冷凍冬眠しているヴァードワー人がいた。蘇生を行うと彼らはヴォイジャーに協力すると言って新たな故郷を探す振りをするが、その実彼らは侵略者の一面を持っていて、種の復活を狙っていた。

文明を破壊された異星人の再建の話かと思いきや、実はその異星人ヴァードワー人はかつては侵略者で、亜空間通路を使って領土を増やしていたという逆転の話。ヴォイジャーが彼らの言葉を信じそうになるが、ニーリックスの神話の話からセブンに調査を依頼する辺りは意外と言えて面白い。この話のクライマックスはヴォイジャーとヴァードワー人との武装闘争なので、艦隊戦が見られて迫力満点である。今回亜空間を使えば航行距離がかなり稼げるところが、結局使えなかったのはヴォイジャーにとっては惜しいところである。

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