連邦の前哨基地を訪問したエンタープライズ号は、基地が何者かによって破壊されていることを知る。破壊者であるゴーンを追跡中のエンタープライズ号は、メトロン人の宇宙領域に入ってしまい、ゴーンと共に、カークが素手での戦いの場に駆り出されてしまう。カークは、メトロン人の言っていた武器を探して、ゴーンとの対決に臨むのだが。
スター・トレックではおなじみの異星人とのコミュニケーションをテーマにした物語で、連邦側が実はゴーンの領域を侵していたことが事件の発端だったという展開にはなるほどと思わせるものがある。時代を考えると、ゴーンの着ぐるみぶりにはちょっと拍子抜けするが、まあ仕方ないだろう。カークがゴーンに止めを刺さなかったというのが、人類の進歩を物語っていて、希望が持てる話ではある。
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