今日の午前中、アメリカの映画賞の一つである第80回ゴールデングローブ賞の発表があった。アカデミー賞の前哨戦とされるゴールデングローブ賞は、数年ぶりに2022年の映画界の活況を反映していて、ノミネートされた作品や俳優たちの顔ぶれが興味深いものがあった。
その中で、僕が気になっていたのは昨年輸入盤4K UHD Blu-rayで鑑賞してしまい、昨年のベストの中にも入れていた「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」のノミネート状況だった。評判が良かったのか、第80回ゴールデングローブ賞ではミュージカル/コメディ部門に作品賞、監督賞、脚本賞などでノミネートされていて、どの賞を受賞するか、気になっていた。
そして、賞の発表があったのだが、「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」について言えば、ミュージカル/コメディ部門の最優秀主演女優賞でミシェル・ヨーが、最優秀助演男優賞でキー・ホイ・クアンが受賞という快挙を成し遂げた。
アジア系の俳優が賞を受賞するというのは画期的であると思うし、ここ最近、ミシェル・ヨーの活躍の舞台が広がっていて、様々な映画やドラマで見かけるので、彼女の受賞は素直に嬉しい。しかし、最近では「スター・トレック:ディスカバリー」でジョージャウ船長役でインパクトを与えたミシェル・ヨーが、まさか賞レースに参戦して、さらに受賞するとは、時代が変わったなと思うことしかりである。
アカデミー賞ではどうなるかわからないが、ミシェル・ヨーにはこれからも活躍してほしいと思うし、それだけの実力のある女優だと思う。
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