先般、macOS VenturaのTime Machine用に使っていた外付けHDDから、大枚叩いて2TBの外付けSSDを購入し、Time Machine用として使い出した。MacBook Pro用には単なる外付けSSDとしてKingstonというメーカーの1TB SSDとTime Machine用としての外付けSSDとしてWestern Digitalの2TB SSDを接続している。どちらもMacBook ProのThunderbolt端子に直接接続するのではなく、MacBook Proに接続しているLGのUltraFine 4K DisplayのUSB Type-C端子に接続し、LGのUltraFine 4K DisplayとMacBook ProをThunderbolt端子同士で接続をしている。つまり、LGのUltraFine 4K DisplayがUSBのハブになっている格好である。
この構成にしてから、しばしば頻繁にKingstonとWestern Digitalの外付けSSDが「ディスクの不正な取り出し」という通知を出すようになってしまった。この通知を見て、macOS VenturaのFinderを確認するのだが、ディスクを取り出した形跡はなく、接続しているのである。
原因としては、よくあるMacBook Pro本体のSSDをスリープ運用することから発生する問題なので、SSDをスリープさせない設定にすれば通知が出てくることもないのだが、それよりも別の解決策ないかなと思い、いろいろ試してみた。
その結果、現時点で「ディスクの不正な取り出し」の通知が出てこない方法を見つけ出した。ただ、長期運用はしていないので、この記事の後、通知は来るかもしれない。その結果は追記という形で書いてみたいと思うが、「ディスクの不正な取り出し」の通知が来るということは、どうも一時的に外付けSSDへ供給している電圧、電流が規定値を下げてしまい、結果的に正規の取り外し方法を取らずにいきなりコネクターを引っこ抜いたのと同じ状態になってしまうことによるらしい。ならば、電源が規定値を下回らないような接続方法を考えたらいいのでは、と思い、エラーの原因っぽいWestern Digitalの外付けSSDのUSB Type-Cの接続位置を、LG UltraFine 4K DisplayのAC100Vコンセントに一番近い場所にしてみたのである。Kingstonの外付けSSDは、Western Digitalの外付けSSDを購入し、使い出すまではそんなにエラーは発生していなかったので、電源供給が一番高そうな位置のコネクターにWestern Digitalの外付けSSDを接続することで、電源の規定値を確保しようと思ったのである。
その結果として、今のところはエラーは発生していない。Western Digitalの外付けSSDによるTime Machine運用も問題なく出来ている。あとは、しばらく様子見である。
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