TM NETWORK 40th Anniversary BOXを入手して、CDを聴いての感想

先日、TM NETWORK初のSACD盤を入手して試聴した感想を書いているが、間髪入れず、吉本興業に所属していた時にリリースしたビデオとCDをリマスターした、「TM NETWORK 40th Anniversary BOX」が昨日の夕方届いた。

流石にライブビデオのBlu-rayを見る時間が確保できなかったので、とりあえずリマスターされたCD「NETWORK Easy Listening (REMASTER)」だけ聴いてみた。

TMが吉本興業に所属していた時の楽曲は、あまり思い入れがない。心に刺さる楽曲ではなかったからだが、近年「NETWORK Easy Listening」を聴くことはなかった。だから久しぶりの試聴になったのだが、第一印象は「音圧が高い」ということだった。

音圧が高いから、通常のAVアンプのボリュームで聞くと、ちょっと近所迷惑な音量になるので、ボリュームを結構下げざるを得なかった。ただ、その分音質はかなり変わっていたように思う。音の分離が良くなっている。

当時の小室哲哉はトランスにハマっていて、そこから抜け出せずにTMでもトランスをやってしまった感があるが、今聞くと時代を感じさせるものがあるように思う。特に「nuworld」とか「COME CLOSER」はその象徴のようなインスト曲だが、これらの音質が良くなっているので、グルーヴ感はよく出ていると思う。

去年出した「DEVOTION」と比較されることの多い「NETWORK Easy Listening」だが、やはり「DEVOTION」の方が小室哲哉のやる気が溢れていて聞き応えがあるような気がする。「NETWORK Easy Listening」はなんか覇気が感じられないのである。アルバムの半分が過去曲のリミックスという構成は同じなのだが。

まだ、「SPEEDWAY」とライブBlu-rayは未見なので、見たりしたら感想は書きたいと思う。

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