今日、ニュースで「あれっ」と思ったのが、秋葉原で食事と言ったらここ、というぐらいに有名な肉の万世の秋葉原本店が3月31日をもって閉店になる、ということだった。
肉の万世が秋葉原から撤退するわけではなく、アキバプレイスというビルで新規オープンはするのだが、肉料理を食べさせてくれるビルディングとしての本店は消え去ることになる。
僕は実はこの秋葉原本店に行ったことはない。僕が肉の万世で食事したのは、秋葉原本店ができる前の1980年代前半に親に連れられて行った店舗だったと思う。その時に食べたのは何かあまり記憶していないが、パーコー麺だったような気がする。
1980年代前半というと中学生ぐらいの時であり、当時一世を風靡していた8ビットパソコンを親にねだって秋葉原で買ってもらった記憶があり、その時に肉の万世で昼食を取ったのだと記憶している。
その頃の秋葉原はあまり食事ができる店もなく、本当に電気街だったので、肉の万世の存在は強かった。ただ、お値段もそこそこしていたので、その後何回か秋葉原に行った時にも肉の万世で食事することはなく、苦労して食事できる店を探して昼食を食べていた。
時は流れて、今の秋葉原はサブカルの聖地みたいになっていて、電気街としての印象も薄れ、食事できる店もかなり増えたので、肉の万世にこだわる必要もなく、また、ここ13年は仕事の関係で福岡住まいなので秋葉原自体が縁遠い街になってしまっていて、肉の万世に行くことなど、まずなかった。
3月31日に閉店と聞いて、秋葉原の象徴の一つがまた消えるのかとは思ったが、食事をしに行く機会はなさそうなので、最後に食事を味わうと言った記念は残せそうにはない。
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