花笠食堂でヘチマの味噌煮を食べる

今晩、那覇の国際通りのホテルに泊まっている。当然、夕食は国際通り周辺での食堂ということになる。せっかく沖縄、那覇に来たのだから、沖縄大衆食堂で沖縄ならではの食事を取りたいと思い、店を探していた。頭の中には以前行った大衆食堂の場所が朧げながらに覚えているのだが、店の名前も忘れていて、「どの辺だったかな?」とかつて存在していた牧志の公設市場付近を散策していた。ちなみに牧志の公設市場は建物建て替えのため、仮店舗が近くに移転し、そちらで営業中である。

で、ようやく見つけたのが、「花笠食堂」だった。確か、2018年に那覇に来た時にも訪れている。この時にも夕食を取りに入ったのだが、その頃は中国人観光客が多数来店していて、「ここは中国か?」というぐらいに中国語が飛び交い、混んでいた。

今晩訪れた時には、まだ中国人観光客は戻ってきておらず、店は閑散としていた。なので、ビールを飲む気にもなった。ビールは飲むとして、食事は何にしようと思い立って、メニューにあった「ヘチマの味噌煮」が食べられるか聞いてみた。2018年の時には「ヘチマがシーズン・オフで食べられない」と言われ、食べることが叶わなかったのである。今回は、食べることができた。ちなみに、沖縄の方言では「ナーベラーのンプシー」という。

「ヘチマの味噌煮」ではあるが、初めて食べる食事である。食べた印象は、ナスの揚げ煮みたいな食感である。でも、意外と美味しい。一緒に島豆腐も入っていたので、これもしっかりしていて美味しいし、ご飯と汁物は選択できるので玄米とそーめん汁を頼んだら、これも美味しい。

なんか、夕食で沖縄大衆食堂の食事を堪能してしまった感があり、とても満足である。オリオンビールも疲れた体には効いたし、食べたな、という実感がある。沖縄で何をするかは、人それぞれだろうが、僕の場合はリゾートではなく、沖縄文化を堪能する旅が多いと思う。初日はそれが堪能できたと思っている。

コメント

タイトルとURLをコピーしました