コロナ禍が始まる前は、週末の昼食といえば、どこかの食堂で食べていた。その週末によって店は異なっていたが、さまざまな食堂やファストフードでランチを楽しんでいた。
コロナ禍が始まってから、感染リスクを避けるためにスーパーの惣菜を買ってきて、家で食べるという習慣に変わってしまった。ファストフードででもテイクアウトして家で食べていた。コロナ禍が落ち着き、自己責任に変わってからも基本週末の昼食は、スーパーで何か買ってきて家で食べる、というパターンだった。
8月に神奈川に引っ越すので、先週の3連休から荷物の片付けを行なっているのだが、今日も午前中、ずっと荷物の片付けと不要な品物のゴミ袋への投入を繰り返していた。不要な品物の中には、燃えないゴミでは処理できず、区役所のリサイクルボックスに投入しないといけないものがあったり、使用済みプリンターのインクやボタン型電池など、店舗に持って行って処分しなければならないものがいくつもあった。
それを考えた時に、「福岡を離れるのだから、たまには福岡で人気の食堂で昼食を食べ納めしておこう」という気になった。ずっと家で作業していると、なんか煮詰まる部分もあったので、昼食ぐらい外食したくなったのである。
頭に浮かんだ食堂は、資さんうどんだった。九州中心のチェーン店だが、どうも年内には東京にも進出するらしい。今は関西等にも進出していて、人気なのだという。コロナ禍前はしばしばうどんを食べに行っていた店なので、ニュースになっていたこともあり、たまには食べにいくか、と思ったのである。
猛暑日寸前の昼なので、資さんうどんに入店してメニューを見た時に、やはり冷たいうどんがいいかな、と思った。それで、ぶっかけうどんは候補にしたのだが、以前通っていた時には食べることすらしなかった、ぼた餅もこの店の人気メニューだったので、ぶっかけうどんと、ぼた餅を注文した。
しばらく待っていると店員さんが運んできたのが、写真の、ぶっかけうどんと、ぼた餅である。ごぼ天が目を引くぶっかけうどんである。実際ごぼ天は食べ応えがあり、美味しい。また、ぼた餅も口当たりのいい甘さで、美味しかった。
まだ少し福岡にいる時間はあるが、引越しの荷物片付けや月末以降に予定している役所での転出届の発行とかやることは色々あるので、福岡の名所観光をしている暇はなさそうである。その代わりに近所の有名食堂で昼食を食べられる時間があるならば、食べたいとは思う。
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