佐野元春のビルボードライブを初横浜で見る

昨日は、Schroeder-Headz with 近藤康平のライブを見に行ったが、今日は佐野元春 & THE HOBO KING BANDのビルボードライブを見に行った。今日行ったのはビルボードライブ横浜であり、ここは初めての会場だった。

今までは福岡に暮らしていたため、ビルボードライブが開催されると聞くと、チケットを取り、大阪か東京までの新幹線のチケットか飛行機のチケットを取り、大阪か東京のビジネスホテルを取り、会社の年休を取得して遠征していたのであるが、今は横浜市民。ビルボードライブ横浜までドアToドアで1時間という近さである。おまけに今日は祝日なので、気兼ねなくライブに行くことができた。

チケットをコンビニエンスストアで発券してもらった時にはあまり意識していなかったのであるが、なんと僕が指定された座席は、佐野元春のほぼ真正面にあたる位置。しかも最前列というこれまでにない幸運の位置だった。ファンになってから39年が経過しているが、最前列の真正面の位置なんて初めてである。おかげで、ライブ中はずっと佐野元春だけを見ていて、THE HOBO KING BANDのメンバーはほとんど見ていなかった。

佐野元春も顔を見るのではなく、佐野元春が弾くギターに注目していた。ライブでは佐野元春、ギターをよく弾いているが、そのギターの音色が聞こえたことはほぼない。なので、今回はギターを弾くところに注目していたのであるが、最前列の関係か、佐野元春が弾くギターの音色が初めて聞こえてきた。結構響くものである。

ライブのセットリストは、実は最前列に座ったため、佐野元春が確認するためのセットリスト表が床に置かれていて、それがチラッと見えてしまった。一部の楽曲はライブが始まる少し前にわかってしまったが、それでもアレンジし直された楽曲たちは響きが良かった。初期の楽曲と、アルバム「THE SUN」からの楽曲、その他意外な選曲など、バラエティに富んでいる。

僕が座った座席の周囲は、皆一人で参加している女性であり、少し会話を交わした。僕みたいに継続してファンを続けている人たちではなく、過去にファンだったのに途中離れて、桑田佳祐の「時代遅れのRock’n’Roll Band」で佐野元春を見てファン復帰したとか、結構この楽曲あたりでファンになった人が多い印象を受けた。

ビルボードライブといえばレストランでもあるので、美味しいビールと肉を食べた!という思いを感じさせるハンバーガーが美味しかった。16時から食べてしまったが、これが今晩の夕食代わりである。

コロナ禍前の2019年以来の佐野元春のビルボードライブであったが、楽しませてもらった。横浜なので家から遠くないし、気軽に行けていい気分である。

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