母の遺体が実家に戻る

昨日、母が逝去した。昨日の記事を書いている段階では、母の遺体は警察が検死していたのであるが、それは昨日のうちに終わって、葬儀屋さんが遺体を一旦引き取って、死化粧を施してくれたようである。

夕方、父から電話が入り、今日の昼前に母の遺体が実家に戻るという。その前にお寺さんに母の遺影を渡す必要があることから、僕は今日の朝9時に実家に行くことを約束していた。弟には、11時ごろでいいから実家に来るように依頼した。

母を失った悲しみや空虚感はあるものの、さすがに一昨日の晩、ほとんど寝られなかったこともあって、昨晩布団に入ったら割と寝られた。朝は早起きだったが、精神的には多少安定した気はする。

朝9時前に実家に行った。父と話をしていたが、役所関係の手続きは父がやるが、遺産関係の手続きは僕と弟で行なってほしい、とは頼まれた。それは受けるということで話を返した。

そんな話をしている最中に母の遺影はどうするの? と尋ねたら父が忘れていたようで、どうしようか、という話になった。母は写真を撮られるのが好きではなかったので、あまり写真が残っていなかった。父のスマートフォンに写真は残っていたが、父がIT音痴なのと僕が父のもつAndroidスマホに詳しくないので、父のスマートフォンから母の写真をお寺さんに送る術がわからなかった。

僕の方では2016年に家族で中華街に中華料理を食べに行った際に撮影した写真が数枚残っていた。母と父と姪が一緒に写っている写真が数枚。それを使ってもいいか? と父に尋ねるとそれでいいよ、との回答だったので、最も母の写りがいい写真を選んでお寺さんにメールで送信した。

そんなことをしているうちに弟も実家に顔を出し、葬儀屋さんが母の遺体を運んできてくれた。母の遺体はベッドに寝かすという。実家は山の中なので遺体を運ぶのが大変かと思ったのだが、葬儀屋さんは慣れたもので、無事母の遺体は実家の母の寝ていたベッドに寝かせられた。

お線香とかも用意されていたので、家族で母にお祈りをした。それからは父と僕と弟で話しながら昼食の宅配ピザを食べ、それで今日の用事は終わった。

明日、1日で家族葬と火葬まで行う予定である。生前の母の意向でもあるので、身内だけで静かに葬儀を行う予定である。母の姉妹には葬儀が終わるまで何も知らせず、火葬が終わったら、連絡することになる予定である。友人や会社等には知らせてあるが、香典はお断りしてある。明日、火葬を終えると、とりあえずひと段落かなと思っている。遺産相続の件は進めないといけないが。

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