母の葬儀代を父と一緒にお寺さんに払い込む

また、母の死の話になって恐縮だが、今日もその話に関連する話になってしまう。

実は、昨日の朝、映画を見にいく前に父から電話が入った。「お寺さんに葬儀代等を支払いたいから、今日来てくれ」という依頼だった。すでに映画のチケットを確保して、出かける寸前だったので、「今日は用事があるからダメ。夜に電話する」といって、昨日の父の依頼は一旦は断った。

夜に家から父に電話をして、「お寺さんへの葬儀代支払い、いつにする?」と話したところ、では「明日、来てくれるか?」と言われたので、「わかった。いくよ」と返事をした。本当は、今日は家でApple TV 4Kの調整や映画視聴をしようかと思っていたのだが、父の依頼を断るのも長男としては辛いので、今朝、10時に実家に顔を出した。

僕が顔を出すと、父はお寺さんに電話をして、「今日、葬儀代等を支払いたいのですが」と切り出したのだが、お寺さんもかなり忙しいらしく、夕方16時だったら、対応できる、と回答をいただいたようで、結局16時まで実家で待機するしかなかった。

午前中は、父が趣味で運動しているテニスコートの予約手続きの手伝いをしたので、割と時間は潰れた。昼食は、ファミレスに出掛けて行って、父と二人で昼食をとった。父は思っていたよりは元気ではあるが、やはり母を亡くしたための寂しさから逃れることはできないようで、僕がいることでその穴埋めをなんとかしようとしている風ではあった。僕は僕で、父と会話を交わしながら、そんな辛さを少しでも和らげれば、と思っていた。

午後はやることがなかったので、自室で30分ほど昼寝させていただいた。その後はCATVで「RRR」というインド映画をなんとはなしに見ていて、暇つぶしをしていた。

ようやく16時になってから、お寺さんに出向いて、葬儀代等の費用を現金一括で支払った。総額で100万円近い金額なので、人が死ぬのも大変だよね、と思っていた。支払いが終わった後はお坊さんとは世間話や、母の四十九日についての段取りを話していた。父からすると、やはり僕が福岡から横浜に引っ越ししたのは精神的に楽みたいである。

お寺さんを後にした後、父が「夕食をサイゼリアで食べてく?」といったので、それに従った。16時にお寺さんに行った段階で、今晩の夕食を用意する気力はなかったので、サイゼリアでの夕食もいいかとは思った。

サイゼリアも日曜の夜だというのに結構混んでいたが、席はすぐに確保でき、ラム肉とプチフォッカ、サラダと僕だけビールを飲んで、二人で話しながら夕食を済ませた。

食後、父は車で家の近くまで運んでくれたので、帰りは楽だった。ただ、サイゼリアで飲んだビールだけでは不十分なので、家に帰った今、缶ビールを1缶飲んでいる。

なんか、昨日に映画を見に行って、衆議院選挙の不在者投票に行ったこともあって、今日の実家顔出しとお寺さんへの葬儀代支払い等雑務がいろいろあり、休みがのんびりできなかったな、という気はしている。来週は何もなければ、ゆとりができるはずだが、何が起きるかわからないので、心の準備は必要かなとは思っている。

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