アガサ・オール・アロング シーズン1第4話「届けこの歌 遥かなるあなたに」(Disney+)

あらすじ

ハートは、魔女の道の試練で毒にやられて死んでしまった。少年たちはハートの埋葬をしていたのだが、アガサはハートのことなど気にしていない風で、魔女の道を先に進もうとしていた。

しかし、魔女団のメンバーはハートの代わりがいないと試練に立ち向かえないとアガサに訴える。そのため、ハートの代わりとなる緑の魔女を召喚することになる。ハートの代わりの魔女はリオと言い、魔術によって召喚され、魔女団の一員として魔女の道を進むことになる。

魔女の道にはまた、別の屋敷が現れる。アリスはその屋敷に入るのを嫌がったが、道は屋敷に入るよう強制してきたため、アガサをはじめとする魔女団は屋敷に入る。

屋敷内はまるでロックミュージシャンのスタジオのようであった。魔女団も衣装がロックスターのようになる。その屋敷内で、アガサはリオの目論みを聞き、それをインターコムで魔女団全員に聞かせてしまう。

それと同時にスタジオ内で「魔女の道のバラッド」のレコードが逆回転で再生される。リリアはそのレコードをプレイヤーごと破壊するのだが、直後から魔女団に呪いがかかる。結界を張ってかろうじて呪いから逃れるのだが、魔女団は呪いを解放しなければ先に進めない状況になった。

魔女団にかかっていた呪いは、実はアリスの母がかつて魔女の道を歩いた時から、娘であるアリスに呪いがかからないようにしていた魔術が解けたからであった。アリスに呪いを解く鍵があると睨んだアガサは、魔女団全員に「魔女の道のバラッド」を演奏して歌うよう強制する。そして、全員が演奏に参加する中、次第に呪いをかけたモンスターの姿が明らかになる。

感想

今エピソードは、前話で死んでしまったハートの代わりにリオというやはり緑の魔女の一人である人物を召喚するところから始まる。リオはどうもアガサと因縁があるようで、今後の展開に重要なキャラになっていくような気がする。ただ、今エピソードの主役は、アリスである。

物語は、魔女団全員にかかった呪いを解くために、「魔女の道のバラッド」を全員でロックバラード風に演奏、歌うというものであるが、その呪い自体がアリスの母がかつて魔女の道を歩いた時にかかっていた呪いを娘であるアリスにかからないよう注意していたものであることが発覚する。アリスという魔女の母とアリス自身の関わりについても、今後の展開で発展しそうである。

物語は前話と同じく、魔女の道を歩いている時にはシネマスコープサイズで表現され、屋敷に入るとビスタサイズに広がるので、印象が大きく異なっている。屋敷内の試練がより没入感を与えるようになっている。

また、DOLBY ATMOSの効果はやはり屋敷内の時の方が効果が出ている。呪いの素であるモンスターの存在がイマーシヴに表現されているので、面白い。

名のない少年の正体についても、謎が残ったままなので、次回以降の展開が楽しみである。

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