「スター・トレック:ピカード」第2シーズン第4話「ウォッチャー」

 あらすじ

ピカードとジュラティはロサンゼルスに転送されたラフィ、アニカ、リオスに通信を送るが、連絡はなかった。ピカードは、意を決して一人、ロサンゼルスに乗り込む。ピカードはそこで、まだ見知らぬ相手だった頃のガイナンと接触し、協力を求める。しかし、ガイナンは、ウォッチャーへのたどり着き方は教えたものの、それ以上の助けはなかった。一方、リオスは医者とともにICEと呼ばれる移民管理局に囚われる。移民管理局は、移民たちを元いた国に戻そうとしていた。リオスは身分不詳なのであるが、移民たちと一緒にバスに乗せられ、別の国に移動させられそうになる。ラフィ、アニカはリオスを探してLAPDに話をしに行くが、全く話がつかず、ICEの存在を知って、パトカーを盗んでリオスの元に駆けつけようとする。しかし、パトカーでは1時間以上離れたところにリオスはいた。ラフィとアニカはジュラティに転送を依頼する。ただ、リオスの船はエネルギーが足りず、転送できなかった。ボーグクイーンがそれをできるただ一人のの存在で、ジュラティはボーグクイーンと取引して転送を実行する。

感想

物語は、いよいよ「ウォッチャー」の存在が見え隠れしてくるところである。ラストで「ウォッチャー」と思われる人物の登場があるが、それがどう過去の歴史が変わったことに繋がるのか、興味は尽きない。その一方で、リオスのICEでの逮捕と、その救助がどうなるかは、次回のお楽しみと言ったところだろうか。ラフィとアニカがリオスの近くまでやってきているので、次回で揃いそうである。また、ジュラティとボーグクイーンの関係も今後、ますます複雑になりそうで、期待ができる。今回のエピソードでは、若き頃のガイナンとピカードの出会いがあり、Qが何か企んでいるという仕掛けもあり、目は離せない。

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