2月11日に、「中古マンションの住宅ローン減税の申請をしていたが、トラブルが多発して完了しなかった」と書いた。手続きは可能な限り進めたが、住宅金融支援機構から電子データで発行される「融資額残高証明書」が、申請から2日経たないとデータとして取り出せなかったためである。一方で、給与支払等のデータは国税局から2月11日の夜に取得できたため、他の準備は整っていた。
今朝、仕事の合間に少し時間があったので、マイナポータルで住宅金融支援機構の「融資額残高証明書」が発行されていないか確認したところ、9時過ぎにはすでに発行されていた。それを確認し、会議等が終わった段階で仕事を一時中断し、住宅ローン減税の申請を行うことにした。
10時30分から手続きを開始したが、e-Taxでの申請は思った以上に時間がかかる。マイナンバーカードを何度も使用する必要があり、住んでいるマンションの住居面積やマンション全体の面積、優良住宅に該当するかどうかなどを確認しなければならず、昨年の契約時にもらった資料をひっくり返して探す羽目になった。正直、かなり面倒だった。
それでも、減税額を確認すると、気分は上がる。これだけ減税されるなら、ちょっとした買い物に充当できる金額である。何とか手続きを進め、e-Taxで申告を完了させたが、ここまでで約1時間半かかった。
ところが、申告が終われば完了というわけではなかった。「住宅の登記事項証明書」を別途提出するよう求められていた。調べてみると、昨年の売買手続きの際にもらった「全部事項証明書」という書類が「住宅の登記事項証明書」の一つに該当するとのことだったので、これを提出すればよいと判明した。提出方法も紙で郵送するのではなく、PDF化して電子データとしてe-Taxで送信する形式であった。そのため、昼食後に「全部事項証明書」をスキャンしてPDF化し、e-Taxの指定方法で電子送信を行った。
ここまでで13時を回っていた。食事の時間を除いても、2時間半近くかかっている。仕事を後回しにした分、午後は仕事優先である。住宅ローン減税の申告は完了したので、あとは税務署からの連絡を待つか、減税分が銀行口座に振り込まれるのを確認するだけだ。まだ他にもやるべきことは多いが、ひとまず住宅ローン減税の申告が完了したことで、一つ心配事が減ったように感じる。
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