横浜・本牧の平和パレードに初参加して感じたこと|約50人が歩いた1kmの記録

今日は横浜・本牧で行われた平和パレードに参加してきた。

その時の様子を短い動画でも記録しているので、まずはこちらをご覧いただきたい。

先日、「反戦デモに行けない僕が考えた『それでもできること』」という記事を書き、反戦デモに参加できないことについての考えを記した。だが、参加できるならば参加したいという思いは持っていた。今回実際に参加することができたので、そのときに感じたことを記録として残しておきたいと思う。


なぜこの平和パレードに参加しようと思ったのか

この平和パレードの開催を知ったのは、「マガジン9」のデモ一覧である。2026年4月11日(土)に、横浜・本牧で「戦争いやだ!声をあげよう ピースパレード@横浜」という反戦デモが開催されることが告知されていた。

最近の国際情勢はかなり不安定であり、戦争が他人事ではなく、身近に迫ってきているような危機感を感じていた。イランとイスラエル、そしてアメリカの関係をめぐる緊張は、一旦は2週間の休戦協定が結ばれているものの、そこに至る過程で危機感を強く覚えたのは事実である。

また、日本では国民を安心させる意図もあったのか、政府は石油備蓄の追加放出を決断していたが、中東情勢が長引くと考えている僕からすると、「通常通り石油を使ってください」という方向ではなく、「石油の使用は控えましょう」と呼びかける方が妥当ではないかと感じていた。

それでも、この手のデモに参加する機会が少ない僕にとっては躊躇する部分もあった。しかし、何か行動を起こさなければならないという思いは強く持っていた。体調が悪くなく、天気が良ければ行ってみようと思うようになり、結果的に11日は体調も問題なく天気にも恵まれていたので、思い切って参加してみることにした。


横浜上野町教会から本牧イオンまでの約1kmの行進

当日の集合場所は、京浜東北線の山手駅から徒歩15分ほどの場所にある横浜上野町教会だった。10時45分に集合し、最初の15分ほどは主催者による挨拶と趣旨説明があり、11時から約1時間をかけて、本牧のイオン近くまで約1kmをパレードするという流れであった。

本牧が主会場ではあるが、集まった人々は僕をはじめ遠方からの参加者も多かった。主催者の一人は鎌倉在住であり、磯子から参加している人もいた。

年齢層は高齢の方が多い印象であったが、幼い子どもを連れた家族連れも2〜3組ほど参加していた。参加者は総勢約50人と主催者から発表があった。

雰囲気は和やかで、ギスギスした感じはまったくなかった。僕が横浜上野町教会に到着した際、主催者から「どちらからお越しですか?」と尋ねられ、住んでいる場所を答えると「遠方からありがとうございます」と声をかけられたのが印象に残っている。


実際のシュプレヒコールの内容

11時からパレードは始まった。先導車の後に続き、2列になってシュプレヒコールの内容が書かれたうちわを持ちながら歩く形であった。僕はたまたまであるが、横断幕を持って歩くことになった。

シュプレヒコールの内容は主に次のようなものであった。

  • 戦争いやだ 攻撃やめろ
  • アメリカは国際法をまもれ
  • イスラエルは国際法をまもれ
  • トランプいいなり 高市やめろ

このほかにもさまざまなシュプレヒコールがあったが、上記の4つは繰り返し声が上げられていた。


行進中に見えた街の反応

行進中、パレードに対して好意的に手を振ってくれる人もいた一方で、文句を言って絡んでくる人も2人ほどいた。2人は別々のタイミングで絡んできたのだが、同行していた警察官が間に入ってくれたため、パレードをしている僕らに大きな影響はなかった。


警察が同行するパレードの実際

今回のパレードは公道を行進する性格上、警察官が同行して交通整理を行っていた。一部の信号では制御時間を調整して行進が滞らないよう配慮されている場面もあったが、多くの場合は信号やバス停付近で「少し早足でここを通り過ぎましょう」と声をかけられ、周囲の交通への影響が少なくなるよう誘導されていた。

警察官は10人ほど同行していた印象である。場面によっては警察官の誘導の声の方が大きく、先導車から聞こえるシュプレヒコールが聞こえにくいこともあった。


実際に歩いて感じたこと

僕がパレードに参加して感じたのは、肯定的な応援と否定的な言動が同時に存在している様子を、この目で確認できたことである。

参加者が約50人と大規模ではなかったこともあり、全体としては静かな印象のパレードであった。もちろんシュプレヒコールを上げているのだから沈黙ではないのだが、大きな反響が街に広がるという種類のものでもなかった。

幼い子どもを連れた家族連れが参加していたことからも分かるように、ごく普通の市民がこうしたパレードに参加し、自分の意思を示しているという実感があった。

僕自身にとっては、普段人と話す機会が多い方ではないため、シュプレヒコールを上げるという行為そのものが、自分の肉体を使った意思表示になっていると感じた。これはブログでの意思表示とはまた違った意味を持っていた。


デモに参加して思ったこと

今回パレードに参加して思ったのは、デモとはありふれた一市民が自分の意思を持って声を上げる行為であり、特別なものではないという事実である。

僕にとっては、自分の声を使って意思を社会に伝えるという、ブログでの発信とは異なるスタイルが心地よさにつながっていた。

約1kmの距離を1時間かけて歩いたあと、ほんの少しではあるが、自分の中に心境の変化が生まれていることを感じたのである。

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