映画「オデュッセイア」(IMAXレーザーGT 2D/グランドシネマサンシャイン)の2回目を見ての感想

今日の昼、また悪戦苦闘してチケットを取ったので、クリストファー・ノーラン監督の「オデュッセイア」IMAXレーザーGTでの2回目の鑑賞に挑んだ。

IMAXでの上映は2週目の週末を迎えているのだが、相変わらずグランドシネマサンシャインのIMAXレーザーGTシアターでの人気は高く、土日は1日4回上映しているのにチケットは完売である。僕もなんとか座席確保はしたものの、良席ではなかった。それでも、2回目ではあるが、全編IMAXフィルムで撮影、編集された映像の迫力、没入感はやはり凄まじく、2回目ということもあってキャラクター設定やあらすじも掴んでいるから、考察をしやすくなったと思っている。

1回目の鑑賞の時の感想でも書いたが、やはり物語のテーマは、神との契りを自ら破ってしまったオデュッセウスが神の逆鱗に触れながらも新しい時代を開拓すべく故郷に10年かけて戻り、故郷イタケの統治は息子に任せて妻と共に戦いで死んでいった死者を弔うために西に向けて旅立っていく、というものである。一つの時代を終わらせてしまったオデュッセウスが新たな時代を切り開いていく、というテーマに2800年前の叙事詩を原作にしていながら、現代にも通じる内容になっているのは、上手い演出だと思う。

オデュッセウスのそばに佇むアテナが実はオデュッセウスの配下の部下が殺害した王妃のアテナが神の代わりとして現れている、という設定は、オデュッセウスの自身の行いに対する後悔の念が鋭く描写されているのだと思う。

基本的には神の怒りを買ったオデュッセウスが、悪戦苦闘しながら故郷に帰る話ではあるが、オデュッセウスがヒーローらしくないところがまた味わい深い。

映画は素晴らしかったが、観客の一部には不満を覚えたところはある。映画本編開始ギリギリになって僕の前を横切って座席に着いたり、エンドクレジットが始まると余韻に浸っている中を前を横切って画面を遮りながらさっさと退出してしまうなど、少々腹が立ったのは事実ではある。映画本編中でもトイレにでも行くのか通路を歩く観客が多く、テンションが切れがちだった。

今日はパンフレットが在庫があったので買ってきた。グッズはなかったのでパンフレットのみの購入だったが、前回の不満は解消した。

流石にIMAXレーザーGTシアターで2回見たので、「オデュッセイア」の熱はある程度治ったと思いたい。原作小説を読んだり、パンフレットを読んだり、11月に発売が予定されている輸入盤4K UHD Blu-rayを買ってホームシアターで見たりとかはあると思うが、「オデュッセイア」の熱のために他の映画を見る気が起きない、という状況は解消されることを願っている。

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