スター・トレック ヴォイジャー 第29話「ユニット3947」

宇宙空間を漂っている故障したロボットを回収したヴォイジャーの主任機関士、トレスはそのロボットの修理に取り組む。なかなか回復しないものだったが、ニーリックスやドクターのサジェスチョンにより、そのロボットの再起動に成功する。ロボットはプレーラーの建設者によって作られたといい、仲間のところに連れて行くが、トレスはそのロボットに拉致されてしまい、ロボットのエネルギーモジュールの製作を無理強いされる。ロボットは、建設者を滅亡させていて、残ったロボット同士で戦争を継続していたのである。そのことを知ったトレスの取った行動とは。

スター・トレックではよくありがちな、人間の作りだしたロボットが、人間に反乱を示すというストーリー。それに味付けしたのがトレスの技術者魂に火をつけるロボットの技術の高さではないだろうか。彼女の持っている技術力もかなりのものがあると思うが、艦隊の誓いを守ろうという心と、技術者魂の拮抗する心の葛藤が見れて一風変わった話になっている。後半になると、ロボットの存在意義が問われるようになっていて、トレスの取った行動は、かなり苦悩を含んだものになっているが、ロボット同士の戦争の手助けをするわけにはいかないという点ではしょうがないのだろう。

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