スター・トレック ヴォイジャー 第39話「悪夢の世界」

太陽のフレアによって壊滅的な被害を受けた惑星を発見したヴォイジャー。その惑星で5体の生命体を発見する。しかし、うち2名はすでに死亡しており、3名が生命維持装置で行かされている状態だった。本来なら環境の変化を察知してすでに目覚めていなければならない異星人たちがなぜ目覚めないのか、トレスとキムがその維持装置を使って制御しているコンピューターに入り込むが、そこはコンピューターの恐怖が支配する世界で、サーカス団が異星人たちを拘束していた。異星人たちの脳に入り込んで思考を読むコンピューターはトレスやキムをも取り込んで生き残ろうとする。クルーの危機を知ったジェインウェイはドクターを送り込んで事態の収束を図ろうとするのだが。

サブタイトルの「悪夢の世界」が何かと思ったら、なんだか「宇宙大作戦」をほうふつとさせるサーカス団の世界を描き出したストーリー展開になっている。このサーカス団が恐怖を実現しているところが、子供の悪夢をイメージさせていると思う。今回も意外とドクターが活躍する場面が多く、キムはあまり目立たないなといったところ。キムって意外とメインストーリーにならないキャラクターだなと思う。ドクターのホログラムという特性が生かされていると思う。最後の艦長の判断は、なかなかいいアイデアだと思う。恐怖は最後は消えてなくなるものだという展開は、コンピューターにも共通するのだろうか。

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