機動戦士Vガンダム 第5話「ゴッゾーラの反撃」

ベスパのモビルスーツの攻撃をかわしたウッソは、いやおうもなく戦争に巻き込まれていく。それを心配するシャクティと文通友達のカテジナだったが、ベスパは容赦なかった。仲間の弔いを果たすため、ガリーが新型モビルスーツ、ゴッゾーラを駆使して一人リガ・ミリティアの秘密工場に攻撃を仕掛ける。その場所を教えたのはモビルスーツを破壊され、秘密基地に潜入したクロノクル。彼は秘密工場で情報を収集する。一方ガリーとウッソの戦いは相打ちになるが、ガリーの戦闘意欲にウッソは恐れる。ガリーを結局捕えたウッソだったが、休む間もなくベスパの攻撃が始まり、秘密基地からの脱出の援護を余儀なくされる。

ここから物語は普通の展開になっていく。とはいうもののウッソは素直な子供で、これまでのガンダムシリーズの登場キャラとは明らかに違う性格を持っている。彼は戦いを嫌いながらもシャクティやその他の仲間を助けるため、意外と積極的に戦闘に参加しているような感じがする。この辺がファーストガンダムのアムロや、Zガンダムのカミーユと違う点だろう。立ち位置があいまいなのが文通相手のカテジナ。ネットの情報ではあとでウッソに立ちはだかる敵になるという話だが、序盤の話を見ている限りでは意外と存在感がない。まあそれはシャクティも同じなのだが。シャクティの場合、序盤はストーリーテラーという役割もあったから多少は存在感もある。でも序盤のカテジナはそれもない。これがどう化けるのか興味はある。サウンドトラックが慣れてきて、世界観にマッチしだしてきているのも物語を面白いと感じる理由だろう。

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