機動戦士Vガンダム 第39話「光の翼の歌」

故郷のカサレリアに帰ってきたウッソたちホワイトアークの一行。しかしそこにもベスパの攻撃部隊がいた。停戦協定を破り、カサレリアを故郷とすべく、ウッソたちガンダムを葬り去ろうとするベスパの攻撃にウッソたちはためらい生じる。その時V2ガンダムの真の能力が発揮され始めた。

今エピソードもベスパの兵隊が一義的に悪ではなく、正義を持った人物であるところが描かれ、ガンダムらしい敵らしい敵ではない所が描かれる。そしてそれに戸惑いを感じ、敵を攻撃するところに躊躇するウッソもまた戦闘にはまっているさまを描いているようにも感じる。今エピソードでV2ガンダムの推進エネルギーを攻撃兵器として利用するシーンが描かれ、V2ガンダムの能力の高さがかいま見られる。最後、カサレリアに戦死した兵たちの墓場を敵味方なく葬るさまは、余韻の残る展開だったと思う。

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