スター・トレック ヴォイジャー 第103話「水の惑星に消えた夢」

パリスは艦長の命令違反で中尉から少尉に降格させられ、30日の禁固刑を食らう。その顛末は、ヴォイジャーが宇宙に浮かぶ海を発見したことから始まる。そこには異星人が住み着いていて生活を送っていたのだが、近年海の体積が減少しているという現象に見舞われていた。デルタ・フライヤーで調査をしたパリスはその異星人の生活の汚れが原因と知り異星人に改善を進言するが受け入れられない。そこで艦長の許可無く、事態の改善を行なってしまったことに起因している。そして30日の禁固が終り、パリスは普段の生活に戻った。

パリスが主役の話は、意外と上司に逆らう話が多いような気がする。今回もその手の話で、反抗的なパリスというイメージを払拭していない気がするが、パリス自身も成長していて、反抗の内容が単に艦隊の規則に縛られるのを嫌がっているところから、他者への思いやりから反抗するという内容に変わってきていると思う。今回は連絡の取れない父親に手紙を書くという展開で話は進んでいくが、パリスの反抗的なキャラの形成には父への反発というのがモチーフになっているのではないかと思う。

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