統合失調症治療薬「ゼプリオン」、発売4ヶ月で17人死亡

製薬会社のヤンセンファーマが発売した統合失調症治療薬の新薬「ゼプリオン」。発売から4ヶ月で17人もの人が亡くなっているという。もちろんまだ薬との因果関係は不明だが、約1万7000名に投与していて、4ヶ月で17人の死亡とはちょっと多くないか。統合失調症は治療が難しく、なかなかこれだという決め手の治療薬は出てきてはいない。今ある非定形抗精神薬が第一の候補になるが、これでもまだ副作用等あり、それと効果の表れが今ひとつのところもあり、新たな開発が望まれている薬業界である。そういう意味では、1ヶ月に1回の投与でいいこのゼプリオンはかなり利便性が上がっていると思われるが、それと引き換えに死亡率が高ければ、使えない薬になってしまう。製薬会社の調査と改善を望みたいところである。

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