開業の年だけは年間集客力を1000万人を越したユニバーサル・スタジオ・ジャパン。それ以降は7-800万人で低迷していた。それがこの2013年は久々の1000万人突破だという。そこには裏が色々あり、筆頭株主だった大阪市の撤退と、投資会社の暗躍(というほどのものでもない)、映画に囚われないアトラクションの増加と、様々な工夫が実らせている。しかし、僕は思うのだが、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの本質は映画の世界を実体験出来るというところにポイントがあるのではないかと思う。そういう意味では、ここのところのUSJはそのポイントを外し気味ではないかと思う。この7月に巨額の巨費を投じて「ハリー・ポッター」の世界観を作られたアトラクションを開園するそうだが、こういうのが映画らしいアトラクションだと思う。ただ、最近日本の観客はハリウッド映画離れしているので、どう転ぶかがよく分からないと思う。だから映画から離れたアトラクションまで展開するようになったと思うのだが。
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