伝説巨神イデオン 第3話「激震の大地」

バッフ・クランは、ソロ星で行方不明になったカララとマヤヤを救出すべく、ボランティアを募る。ギジェを中心として救助隊は出撃し、地球人と交戦に陥る。イデオンも出撃するが、小型戦闘機のためなかなか撃墜出来なかった。一方ソロ星の遺跡に潜入したカララらは、ベスと遭遇し、自分たちの正体が異星人であることを知られてしまい、監禁される。ギジェらの救出隊は失敗し、新たな部隊が遺跡に攻撃をしかける。そして遺跡が宇宙船として浮上し始める。

物語序盤はあまり面白い話ではない。バッフ・クラン側のカララ救出における地球人への攻撃と、地球人の防衛が小競り合いで起きている段階で、まだ両文明の本格的な戦いには陥っていないからである。イデオンもまだまだ兵器の装備は不十分で、ただでかい巨体を小型戦闘機を落とすのに使っているに過ぎないのは、あまり魅力的ではない。しかし、登場人物のキャラの設定にじっくり時間をかけている印象はあり、それぞれの立場が分かって面白いところはある。地球人側も結構仲間でいがみ合っている印象が強く、一体感がないのは物語を複雑にしている要因に思える。

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