ガンダム Gのレコンギスタ先行上映のレビュー

本日から全国の映画館で、ガンダム Gのレコンギスタの第1-3話の先行上映が始まった。早速見に行ってきたので、その感想を書きたい。作品の内容だが、何時もの富野節が炸裂していて、作品世界の情報量が半端じゃないので、追いついて行くのが大変である。舞台はユニバーサル・センチュリーの1000年後のリギルド・センチュリーで、宇宙エレベーターを守るキャピタル・ガードの候補生、ベルリが突如襲来した宇宙海賊のモビルスーツ、G-セルフを拿捕したことから、彼の運命が変わっていく、というものである。登場キャラや組織などがまずセリフで語られ、それからそれらが詳細になっていく、という運びなので、真剣に観ていないと、ストーリーに置いてきぼりを食らってしまう。作品の雰囲気は、かつてのガンダムよりは、オーバーマン・キングゲイナーからコメディ要素を取り除いた感触を受ける。キャラデザインとかメカデザインの担当者がキングゲイナーと同じというのもあろう。健やかな物語という印象である。第2話で、かつてのモビルスーツ、ザクやリック・ディアスなどが一瞬登場するのは、サービスみたいなものか。第3話まで見ても、まだ物語は本格的に始動していないので、続きが気になるが、それは10月からのテレビ本放映を待つしかない。ただ、先行で先に見られるのは、いい宣伝だと思う。

コメント

タイトルとURLをコピーしました