SIMロック解除がアメリカでは合法に、オバマ大統領が法案に署名

IT Mediaの記事によると、この8月1日から、アメリカでは携帯電話・スマートフォンのSIMロックの解除が合法化されたとのことである。じゃあ、これまではどうだったのかというと、著作権局の判断により、これまではSIMロックの解除は違法という見解が出ていた。これに対し、ユーザー側がSIMロック解除の要望書をホワイトハウスに送り、オバマ大統領がSIMロック合法化の署名をしたという流れになっている。考えたら、アメリカではiPhoneを始め、スマートフォンはすべてSIMロックが掛けられている数少ない国である。日本もそうだが、携帯キャリアのSIMロックにより、端末代を安くし、通信料で利益を出すという構図になっていた。それがアメリカでは崩れた。今後アメリカでは自分の持っている機種をSIMフリー化して、好きなキャリアに移動出来ることになる。多分日本もこの流れに逆らえないであろう。既にこのブログで総務省が2015年から日本でも原則SIMロックフリー化を押し進めるというが、このアメリカでの流れが後押しをするのではないかと思う。端末代は値上がりしそうだが、より魅力的なサービスをするキャリアに移動しやすくなる、という点では、このSIMロックフリー化は賛成である。

コメント

タイトルとURLをコピーしました