スター・トレック エンタープライズ 第36話「転送空間の恐怖」

あらすじ

ある惑星の遺跡を調査していたタッカーとホシは、嵐のためにシャトルが使えなくなり、転送装置でエンタープライズに帰還する。しかし、転送装置を使用した後、ホシの身に異変が起こり始める。最初は身体が透けるようになり、それから次第に物に触っても通り抜けるようになっていった。エンタープライズのクルーもホシの身体を認識しなくなり、彼女は転送装置の故障で細胞が劣化して死亡したのだと思い込む。そのホシは、異星人がエンタープライズに爆弾を仕掛けているのを発見し、なんとかしようと試みる。

感想

「エンタープライズ」の時代ではあまり信頼性の点で、使われることのない、転送装置の不備をテーマにしたオチが意外なエピソード。いろいろなものに恐怖感を感じるホシがメインで演じることで、話の展開が読めなくなる。最後のオチは「そうきたか」と言わせるところだったが、まあそれ以前の展開はまずまず面白い。異星人の破壊工作を阻止するために、姿を消したホシが奮闘し、恐怖感を感じる転送装置を使うところなどは、ホシの成長を描いたものであると言えるだろう。

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