機動戦士Zガンダム 第7話「サイド1の脱出」

あらすじ

エゥーゴは、カミーユの素質を見抜いて、正規パイロットとして任命しようとするが、カミーユはまだそれにためらいを感じていた。エゥーゴの戦艦アーガマは、サイド4の空域に入り、ティターンズを撒こうとする。ティターンズのジャマイカンは、アーガマの動きに判断を決めかねるが、地球連邦のライラが、独自に推測を立て、アーガマを補足しようとする。ライラに対してジェリドはある種の好意を感じていて、ライラもまんざらではないようだった。しかし、アーガマがサイド1のコロニーに入り、クワトロがカミーユとエマにティターンズが行った虐殺行為を説明しているときに、ライラも遭遇してしまい、モビルスーツ戦になる。カミーユは、ライラを撃墜し、パイロットとしての素質を見せる。

感想

次第にカミーユがエゥーゴの組織に入りつつあるエピソードであると同時に、エゥーゴが出来た背景を説明する重要なストーリーでもある。そして、ジェリドが最初に失う女性キャラのライラと、カミーユの死闘が繰り広げる話でもある。カミーユとライラの戦いは、オールドタイプ対ニュータイプの戦いであると同時に、地球圏に住む人々と、スペースノイドが戦う話でもある。エゥーゴが出来たのは、サイド1で地球圏に住む人たちが、スペースノイドのデモを毒ガスで押さえつけるという残虐非道なことをしたからであるが、それを視覚的に描かれると、説得力が増す。

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