産経新聞のニュースによると、カナダの調査会社が調査した今年1-3月のスマートフォンの販売利益額は、約2兆円で、そのうち92%をAppleが占めていたという。残りはサムスンが15%で、合計するとなんと100%を越してしまうわけだが、これは、ソニーやマイクロソフトのスマートフォンが、利益額マイナス計上したためにそうなったということで、主要8社の合計は100%だそうである。しかし、それにしてもiPhoneだけで92%とは、どういう市場占有率なんだと、考えてしまう。Android端末なんか、他のメーカーが色々出していて、iOS一つしかないiPhoneに比べ、多彩なバリエーションが望めるというのに、世界もiPhone一色か、と思った。僕もiPhone愛好者だが、ここまで行くと、ちょっと逆の心配が出てくる。Appleがただでさえ殿様商売しているのに、それを増長させないかという疑念である。Appleの殿様商売は、ある種の独自性を持っているかとは思うが、それがひどくなると、製品の出来にも関わってくる。その辺は心配である。
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