So-netの格安SIM、原材料費高騰により顧客申し込みを制限

去年の年末、ある格安SIMがネット上で話題になっていた。それはソニーの関連会社So-netが雑誌の付録としてテストマーケティング的に出した「0SIM」というSIMカードだった。これは、格安SIMの中でも特別に安く、500MBまでの使用は0円(!)、その後100MBごとに100円追加で、2GBを超えると、5GBまで1600円という料金体系である。これに自称情報強者が飛びついた。サブで持っているタブレットなどのSIMに最適である、という判断だった。その後、このサービスは雑誌の付録でのマーケティングから本導入されていくのだが、どうも本当に0円で使用する者が多かったらしい。昨日、公式に、「仕入条件等の変更や原材料費等の高騰により、今後は毎月0のつく日のみ、新規加入者を受け付ける」という声明を出している。つまり、8月は10日、20日、30日のみ新規加入者を申し込み受け付ける、というわけである。ずっと2ちゃんねるで格安SIMの動向は見ているが、自称情強が選ぶSIMは大抵、半年か1年も経つと、速度が遅くなったり、こういうような対応になったりして、ダメになっていると思う。格安SIMで安定しているのは、OCNとかIIJmioぐらいじゃないかと思う。IIJmioの社長は「格安SIMは淘汰されていく」と発言しているが、その通りになりそうで、ぶれない考えを持って行動しないと、損しそうである。

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