スター・トレック エンタープライズ 第75話「地球攻撃10時間前」

あらすじ

爬虫類族ズィンディに拉致されたホシは、惑星破壊兵器の暗号化コードの解読を強要される。爬虫類族と昆虫類族のコードは手に入ったが、水生族の暗号化コードが解読できずに、兵器発射を出来ずにいたからである。ホシは抵抗するが、薬物を打たれて協力させられる。一方エンタープライズでは、球体創造者の作った球体の秘密をある程度解読していた。いくつかの重要な球体があり、そのうちの一つを破壊すれば、亜空間異常も消滅すると判明した。アーチャーはズィンディで唯一態度を決めかけている水生族の説得をし、彼らの協力を取り付ける。そして、ズィンディとエンタープライズによる兵器の破壊攻撃を仕掛ける。その間にホシの救出を図るが、その戦いの中、MACOのヘイズ少佐は戦死する。タイムラインが地球人の勝ちに傾いたことを知った球体創造者は歴史に介入し、兵器の発射に向けて爬虫類族ズィンディを防御する。地球破壊まで10時間を切ってしまい、アーチャー兵器の破壊を、トゥポルとタッカーは球体の破壊をそれぞれ担当する。

感想

ラストまであと2話というところで、かなり面白い展開になってきた。爬虫類族ズィンディがかなり暴走しているのが、興味深い。彼らは同盟を組んだはずの昆虫類族ズィンディですら信用しなくなって、自身だけで地球破壊を狙うというのはサスペンス色がある。それとホシの救出のため、戦死してしまったヘイズの最後も、リードとの確執が収まり、少々感慨にふける場面ではある。クライマックスということで、艦隊戦がかなり多く見られるが、CGを使っているため、かなり面白いカメラアングルが見られる。第3シーズン最終回の次のエピソードは、すべてのまとめ上げなので、どう収束するかが、興味あるところである。

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