格安SIM利用者の通話は、「通常の通話」が7割も

MMDLaboが格安SIMを契約している15歳以上の男女891人に、6月3日~5日にかけてアンケート調査を取ったという。内容は、通話機能付格安SIMで通話はどうしているか、というものだったが、その結果、通常の通話で話をしている人が71%もいたという。続くのが「チャットアプリでの通話」で40%弱、「通話割引電話アプリ」が24%弱、「050のIP電話」が22.6%という結果だった。ここでいう通常の通話とは、スマートフォンに最初から付いている電話機能のことで、30秒/20円という高い通話料金を支払っていることになる。続くチャットアプリとは、LINEである。Skypeも含まれるが、LINEの使用量が圧倒的に多い。通話割引電話アプリ、とは、楽天電話とか、みおふぉんダイヤルがそれに該当する。僕なんかもみおふぉんダイヤルを使っていることが多いので、てっきり格安SIMを使う人々は、通話料金も割引される通話を選ぶものと思っていたが、実際はそうでもなかったようである。使い勝手等の問題もあるのかもしれないが、7割の人が普通の通話を選んでいるということは、せっかく格安SIMを選んでも、そのコスト削減が打ち消されてしまいかねないと思う。もっとも調査では、1回の電話の時間が3分以内、というのがだいたい40%程度いることから、さほど電話料金はかかっていないのかもしれない。

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