あらすじ
ラビアン・ローズは、ネェル・アーガマに補給物資を届けようと暗礁区域にいた。しかし、艦長代理のエマリーが優柔不断で、指揮系統が混乱する。ネェル・アーガマも、ビーチャの指揮の元では、統制が取れなくなっていた。そこに、ネオ・ジオンの新たな敵、ジャムル・フィンが攻撃を仕掛ける。彼らは、マシュマーの元に赴き、ネェル・アーガマを撃沈すべく、出撃する。それが気にくわないマシュマーの部下、サトウ隊長以下、ディアス隊は、ネェル・アーガマに攻撃を仕掛けるも、サトウ隊長がマシュマーの部下のイリアに意図的に撃墜され、攻撃を強めようと企む。ジャムル・フィンとガンダムZZは対峙し、ジュドーは苦戦する。ネェル・アーガマは、ビーチャがごねていたが、最終的には百式で出撃し、ジュドーのフォローに回る。そのジュドーとビーチャは、リィナの声を聞き、ジャムル・フィンを撤退させることに成功する。
感想
今まで単にガンダムのパイロットとして適性があるぐらいにしか描かれていなかった、ジュドーが、段々ニュータイプの感を発揮し始めるシーンが増えたエピソードとして、注目をしてもいいと思う。新たな敵、ジャムル・フィンが登場し、ファースト・ガンダムの黒い三連星を彷彿とさせる攻撃を仕掛け、ジュドーも苦戦するが、リィナの声により、彼らを撃退することに成功するのは、興味が掻き立てられる。一方、ネオ・ジオンの方も味方殺しのシーンがあったりして、一枚岩ではないな、と思わせる感じを受ける。ジュドーが悟ったような感じに変化しているのは、シリーズ後半による締めくくりへの序章という感じがする。
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